『東大五月祭テロ事件の全貌』 東大五月祭に爆破予告で全企画中止
何が起こったか時系列で並べる
5/11 発信者不明のアカウントが参政党・神谷宗幣の講演に対して
「集団行動を呼びかけます」と投稿
5/11 しばき隊系の活動家が東大前での抗議を呼びかけ
5/16朝 主催の学生サークルに爆破予告メールが届く
5/16 12:57 会場前でしばき隊系活動家とスタッフが膠着状態
5/16 13:00 講演中止決定
5/16 14:55 五月祭の全企画が中止
東大の五月祭が中止!爆破予告の犯人逮捕か?参政党の神谷宗幣・代表の講演!2026年・5月16日
東京大学の学園祭「五月祭」で予定されていた、参政党の 神谷宗幣
氏による講演会が、爆破予告など安全上の問題を理由に直前で中止となり、
大きな波紋を広げている。
問題となったのは、2026年5月16日に東京大学本郷キャンパスで開催予定だった政治講演イベントである。主催は東大の政治系学生サークルとされ、神谷氏のほか、参政党所属議員らも登壇予定だった。テーマは「日本の進路と現代政治」で、学生との質疑応答やパネルディスカッションも企画されていた。
しかし開催前から、この講演をめぐってSNS上で激しい論争が起きていた。発端となったのは、「差別とデマのない五月祭を」と名乗るグループがX上に掲載した抗議文である。文書では、神谷氏や参政党が過去に行ってきた発言について「差別的」「非科学的」と批判し、「大学祭という知的空間にふさわしくない」として、主催側に自粛を求めた。必要に応じて「集団行動」を呼びかけるという文面も含まれており、賛否両論を呼んだ。
一方で、抗議側の学生たちは「講演そのものを禁止したいわけではない」とも説明していた。東京大学は「差別から自由な知的探求の場」であるべきであり、問題視される発言について反省や説明責任を求めたい、という立場だったとされる。
今日の講演会は会場に聴衆が入れなくされたようで、中止とのこと。
待機していましたが、やむなしですね。運営の皆様、お疲れ様でした。
来ていただいた皆さんには申し訳ないです。これなら近くで街頭演説でも準備しておいたらよかったですね。今後は代案も考えながらやります。… https://t.co/QuMoojpJ9h
— 神谷宗幣【参政党】 (@jinkamiya) May 16, 2026
これに対し、神谷氏側は「予定通り参加する」と表明。「大学こそ言論の自由が守られるべき場所だ」と主張し、批判や抗議があっても議論の場から逃げるべきではないとの姿勢を見せていた。SNS上でも、「気に入らない政治家を排除するのはキャンセルカルチャーだ」という声と、「差別的言説への抗議は当然だ」という声がぶつかり合い、講演会は学園祭の枠を超えた政治論争の舞台となっていた。
そして講演当日、状況は急変する。会場周辺に対する爆破予告や妨害を示唆する情報が確認され、五月祭常任委員会は安全確保が困難と判断。急きょイベント中止を決定した。主催アカウントは「直前の案内となったことをお詫びする」と発表し、多くの来場予定者に謝罪した。
神谷氏本人もXで、「会場に聴衆が入れなくされたようで、中止とのこと。やむなしですね」と投稿。「来ていただいた皆さんには申し訳ない」としつつ、「今後は代案も考えながらやる」と述べた。
今回の騒動は、単なる一講演の中止にとどまらず、日本社会における「言論の自由」と「差別的表現への抗議」の境界線をめぐる議論を浮き彫りにした。大学という場所は、多様な意見をぶつけ合う空間であるべきなのか、それとも一定の価値観による線引きが必要なのか――。SNSでは「大学でこそ対話を行うべきだ」という意見もあれば、「ヘイトやデマに学術空間を与えるべきではない」という声もあり、世論は大きく割れている。
また、「抗議」と「妨害」の境界も論点となった。平和的な抗議活動は表現の自由として認められる一方、爆破予告のような脅迫行為は明確な犯罪であり、大学祭運営や学生の安全を脅かすものだからだ。結果的に、講演を聞きたかった学生も、反対意見をぶつけたかった学生も、その場を失う形となった。
東京大学の五月祭は例年15万人規模が来場する日本最大級の学園祭であり、これまでも政治家や著名人を招いた企画が行われてきた。だが今回は、近年の政治的分断やSNS時代特有の対立構造が、大学という空間にも深く入り込んでいる現実を象徴する出来事となった。