抜本的少子化対策として政府から発表されました。
子供3人以上の世帯への大学授業料を無償化へ・2025年度から!
所得制限なしの大学学費無償化です。
子供3人以上の世帯限定です。
大学、短大、高専も含まれます。
「子供3人の定義」がどうなるのかが注目されます。
子供3人以上の世帯への大学授業料を無償化へ・2025年度から!
子供3人以上の世帯の割合は2022年度で子供がいる世帯の中で12%程度です。
ですので、必ずしも、多数の家庭に恩恵があるわけではなさそうですね。
実質90%程度の家庭には関係がない(大学無償化にならない)事になります。
子供3人以上の世帯への大学授業料を無償化へ・2025年度から!
懸念されているのは制度の悪用です。
「養子縁組」してペーパー上のみ「3人子供がいる」形にする
家庭などが出たらどうするのでしょうか?
あるいは、子供がいるシングル同士が形だけ結婚して「3人の子供がいる家庭」を
作った場合は?
いずれにせよ課題は残りそうです。
子供3人以上の世帯への大学授業料を無償化へ・2025年度から!
また、私立大学医学部などは、学費が年間500万円!といった所もあります。
そういった、極端に高い学費の所も「無償化」されるのか、あるいは、
「上限」が設けられるのかも気になります。
国公立大学は年間50数万円ですので、極端に言うと10倍の違いがあります。
これらをすべて「無償化」するのか「上限」をもうけるのか、
成り行きが注目されますね。
まとめ
以上、
子供3人以上の世帯への大学授業料を無償化へ・2025年度から!
でした。
そもそも、この「3人子供がいる家庭への大学無償化」政策が、実施されたとして
それが少子化対策になるのかどうかは疑わしい所もあります。
今後の出生率にどう影響してくるのか注視したいですね。